
英語のリスニングに伸び悩みを感じています。どうしたらいいのでしょうか?
英語のリスニングに伸び悩みを感じてはいませんか?
以前の私も、英語のリスニングに伸び悩みを感じてました。さらには、どう勉強したらリスニングが伸びるのかもわからず、勉強方法も悩んでいました。
そんな私ですが、今となっては、仕事で海外の顧客と英語でコミュニケーションを問題なくできております。
一方で、海外ドラマや洋画の字幕なしを1発で聞き取れるレベルではなく、概要を理解できるレベルですので、専門家と比べるとイマイチなのも事実です。
今回の記事では、英語のリスニングで実際に私が伸び悩んだポイントを例に挙げ、その解決策をお伝えします。対象者はTOEICのリスニングパートで言うと~450点くらいの方が対象となります。
この記事を最後まで読むと、前より少しあなたの英語リスニング力が上達できるキッカケがつかめますよ。

参考)私のプロフィール
パターン別でみる英語リスニングの伸び悩みを脱する勉強法

ここでは、私が実際に英語のリスニングで伸び悩みを感じたポイントを具体例を交えて解説していきます。特に印象的だった停滞期を3つ取り上げていますので、皆さんにも当てはまる部分もあると思います。
また、それぞれのパターン別でみるリスニングの伸び悩みを脱する勉強法も併せて紹介します。
全体像がわからないどころか、1文1文が理解できない

この原因は、英会話初心者に多く見られます。
全体像がわからないどころか、1文1文が理解できない場合は、英語のリスニングをやめて、文章を目で見てみましょう。この時に、書いてある文章を理解できるかが重要になります。
文章を目で見ても、意味がわからない場合
もし、文章を目で見ても意味がわからない場合は、英単語か英文法の知識が足りていません。見ても理解できない文章は、残念ながら聞いても理解できません。英語を理解するための基礎知識を固める必要があります。
遠回りに感じるかもしれませんが、一旦、リスニングの勉強はストップして英単語と英文法の勉強をしましょう。
おすすめする教材ですが、英単語は「Duo3.0」です。
また、英文法は「中学3年間の英語を10時間で復習する本」をおすすめします。「中学3年間の英語を10時間で復習する本」については、以下の記事で詳細にまとめていますので参考にしてみてください。

文章を目で見て、意味が理解できた場合
逆に文章の意味はわかったけど、音声を聞くと1文1文が理解できない場合は、英語のリスニングに慣れていないことが考えられます。
私がリスニングの勉強を始めたときに、1番始めに伸び悩みを感じたポイントです。
頑張って聞き取ろうと集中するのですが、速攻で何言ってるのかわからなくなる状態でした。この状態は、そもそも英語のリスニングに耳や脳が慣れていないことに原因があります。
この伸び悩みを脱する勉強法ですが、聞き取る音声のスピードを遅くしましょう。
私はリスニングの勉強をするとき、こちらのSONYウォークマンを愛用しています。2017年モデルですので、今は最新のウォークマンがあると思います。
このウォークマンが何よりも良いのは、0.5~2.0倍速まで再生速度を変更できる機能です。ディクテーションやシャドーイング・オーバーラッピングの勉強はリスニング上達には欠かせませんが、ディクテーションでまったく書き取れない、あるいは、シャドーイング・オーバーラッピングしようと思っても早すぎて難しい場合は、低倍速に設定して練習しました。
全体像がわからないどころか、1文1文が理解できない状況と解決策のまとめ
1、文章の意味を目で見てもわからず、英単語か英文法の知識が足りていない
解決策)「Duo3.0」で英単語の勉強と「中学3年間の英語を10時間で復習する本」で英文法の勉強
2、文章の意味はわかったけど、リスニングに慣れていなくて音声を聞くと1文1文が理解できない
解決策)SONYウォークマンで聞き取る音声のスピードを遅くする
何となく全体像はつかめるけど、細かい単語が聞き取れない


何となく全体像はつかめるんですけど、細かいことまで理解できないんです。
このような人は、しっかりと発音される単語は聞き取れる。文法レベルが簡単な文章だと、英語の語順のまま理解できる実力です。
逆に言うと、それ以外が聞き取れなくて、なんとなく理解できた部分をつなぎ合わせて、相手が言わんとすることをボンヤリと理解している状態です。
会話のトピックスは理解できるけど、詳細はほとんど理解できていない状態とも言えるので、まだまだ英語のリスニングを伸ばす必要があります。
このような伸び悩みを抱えている人は、原因が2つあります。
1、英語の強弱・リズムを理解できていない
2、英語の語順のまま理解できていない
これは日本人が英語のリスニングを勉強する過程で、絶対にぶつかる伸び悩みポイントだと個人的には思っています。
理由は、日本語には両方ともないからです。
つまり、英語独特のリズムを理解し、日本語と語順が違う文法で語順のまま理解しないといけません。
英語のリズムや強弱などについては専門家たちが細かく説明してくれていますので、私はどう勉強すれば、この伸び悩みを解決できるのかについて語ります。
結論から言いますと、6文字です。
音読しなさい。

その音読の勉強方法が知りたいのよ!音読なんて知ってるし。
語るといいつつ、たったの6文字です(汗)
伸び悩んでいるだけあって、音読が効果あるよ!という話は聞いたことがあると思います。では、実際にどうやって音読の勉強をすると、英語のリスニングに効果が発揮されるのか?
以下の記事で、音読にピッタリの教材を紹介しつつ、私が音読を実践した勉強方法をまとめていますので、同じように取り組んでみましょう。リスニングだけでなくスピーキングも上達します。早ければ2か月で効果が出ます。(ここではしっかりと語りつくしています!)

会話の途中から、ついていけなくなる

このような人は、既に英語のリスニングにおいては実力者です。まずは自信を持ってください。
例えば、TOEICや別の教材で勉強しているとき、「1回目は半分くらい聞き取れなかったけど、2回目なら全部聞き取れた」という経験はありませんか?
こういう人は、英語の基礎知識もあります。英語の強弱・リズムもある程度理解しています。語順のまま理解できるリスニング力もあります。
ですが、リスニング量の絶対的な不足が、このような伸び悩みを抱えている人の原因になります。
先ほど紹介した「JJ ENGLISH エクササイズ」にも登場する東進ハイスクールの安河内先生のコメントを引用すると、初級者はとにかく「精聴」、次に「多聴」とコメントされています。
この段階に来たあなたは、引き続き「JJ ENGLISH エクササイズ」のような教材で、音読することによる精聴だけでなく、たくさんの英語にふれる多聴も取り入れましょう。
多聴について、具体的に何時間をどれくらいのペースでやればいいのか?という質問はありますが、毎日英語を聞くことが理想です。時間は多ければ多いほど良いです。
実際に私が、海外ドラマを使った多聴の勉強を今も実践していますので、悩むならマネしてみてください。

海外ドラマや洋画で英語リスニング学習するなら、動画配信サービスを使った方がお得です。動画配信サービスを使うなら、どこがいいかもまとめました。無料お試し期間もあるので、実際に使ってみて良さも体感してみてください。私は今はU-NEXTで観ています。

まとめ
今回は、英語のリスニングで実際に私が伸び悩んだポイントとその解決策をお伝えしました。
全体像がわからないどころか、1文1文が理解できない状況と解決策のまとめ
1、文章の意味を目で見てもわからず、英単語か英文法の知識が足りていない
解決策)「Duo3.0」で英単語の勉強と「中学3年間の英語を10時間で復習する本」で英文法の勉強

2、文章の意味はわかったけど、リスニングに慣れていなくて音声を聞くと1文1文が理解できない
解決策)SONYウォークマンで聞き取る音声のスピードを遅くする
何となく全体像はつかめるけど、細かい単語が聞き取れない
解決策)「JJ ENGLISH エクササイズ」で音読

会話の途中から、ついていけなくなる
解決策)動画配信サービスを使って、海外ドラマを使った多聴の勉強


私が伸び悩んだポイントと同じであれば、早速試してみましょう。
一緒でなくても、あなたが悩んでいる状態に近いポイントを見つけて、今日からのリスニング勉強に役立ててください。
コツコツ継続すれば、必ずリスニングの伸び悩みなんてウソのようにグンと上達しますよ。今日から早速取りかかりましょう!やったもん勝ちです、やらなければ負けです。
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